その言葉、忘れないもん！男が女に対し「よく覚えてるよなあ…」と怖くなるとき

女の記憶力は男よりもいいと言われています。それは家族のための、たとえば「あの道を通るのはあぶない」などの危険回避、「この症状は前と一緒なので早く対処しなければ」などの健康管理のために、太古から備わっている能力だそう。
だからあれこれ細かいこと（ときにはよけいなこと）も覚えているのは仕方ないことなのですが、男はその記憶力に驚いたりあきれたり恐れおののいたり……

さて、どんなことを「よく覚えてるよなあ」と女の記憶力にたいして驚き、怖くなるのでしょうか？

社交辞令　

「〇〇さんが『きれいだね』って私に言ってくれたの」の言葉をずっと大切にしてると
聞くと、怖いというか笑っちゃうなあ……とは男性の弁。

社交辞令ってわかっているけど、覚えてたっていいじゃない？全然きれいじゃないならそういうこと言わないだろうし。社交辞令の言葉を大切にしてるのは男性だってそうで、いちいち人に言わないだけ。

ノリで言った言葉　

以前海外の写真を見て「あ～旅行に行きたいなあ」と軽く言ったのがいつのまにか
旅行に行くつもりでいて、具体的に計画を立てるつもり満々とかそういう流れ。軽いノリでの話が勝手に進んでいるのはちょっと怖い。

しょうもない記念日

　
出会って１か月。3か月。初めて手をつないだ日。初めてデートした日をきっちり覚えていて、大真面目にお祝いしようとしている。しかもナントカ記念日と名付けて……。彼氏が忘れてたら不機嫌。男性は「忘れてるにきまってるじゃん」とげんなり。
「お祝いとかなんだそれ、真剣に言ってるの？」とウンザリ怖い！

一回だけちらっと話した元カノの話　

元カノのことは女にとって教材です。恋をスムーズに進めるヒントを得るためには、元カノについて彼が語ったことを覚えていなければなりませんが、覚えていることを彼に絶対言わないこと。注意点として、もちろん元カノの批判もしてはダメ。「元カノさんもそのとき、そんなこと言わなきゃよかったのにと思ったよ～」という単なる感想も、批判となります。

というか、覚えてること自体が怖い！

あのときああ言った系

　
ケンカのときの台詞や、ほかの女の子と行った場所なのに「私と行った」という思い出間違い。当然ながら、悲しい感情を強く感じたため刻み込まれてしまった。それが怖すぎると言われても……。

逆に男は、成功体験やほめられたことなど、いいことしか覚えていません。そのため、自慢やモテたことに非常にこだわります。過去を振り向いていたら、生存競争で勝てないから、ということが関係しているのかも。

女はふっとしたときや、同じシチュエーションに遭遇したときに、まるでフラッシュバックのようによみがえります。反対に男は、ぜんぜん覚えていないので「うーん、うーん」と頭をひねって思い出します。そこで浮かんでくるのはただ言っていた・おこなっていたという事実だけ。
あの時怖かった、と感情を伴って思い出したりしないのです。しかし、前述したように悲しい感情やうれしい感情のように、強い心の動きとともにセットとして記憶をしまい込むのが女。

男性に「よく覚えてるなあ」と言われても、あまり気にしなくても構わないと思います。忘れてしまうのだから。

何度も繰り返して言い続けないようにすれば、まず大丈夫でしょう。