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日本中の女に嫌われてしまってアチャー 驕るちょいワルジジは久しからず 

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一週間ほど前に“「ちょいワルジジ」になるには美術館へ行き、牛肉の部位知れ
という記事を読みました。

 

「定年後は好きなように生きたい」
「まだまだ女性にモテたい」──そんな“枯れたくない男性”のための雑誌が誕生する。その名も『GG(ジジ)』。

※元の記事は炎上したためなのか、消されており読むことができません(上記のリンクはアーカイブです)。

美術館で女性の横に来てそっとうんちくをかますという、まだまだ枯れたくない男性のためのテク(笑)が私のtwitterのタイムラインに流れてきた。

それで女性をゲットという話なのですが、そんなにうまくいくのかしら。ジイサンになってもモテたい。わかるけれど、ターゲットの年齢を下げてこないでくれと思います。
自分たちと同年代の女性でいいじゃないの、それならうんちくを語っても嫌がらず聞いてくれるし、彼女らはお話好きなので、自分の意見も言ってくれてしかも肯定してくれるだろうし。
否定オバサンは美術館などハイソなところは来ないし、来るのは穏やかな淑女だけだと思う。それでいいのに……。

 

“女子”って、なに。孫?

美術館には“おじさん”好きな知的女子や不思議ちゃん系女子が訪れていることが多いので、特に狙い目です。


何が気持ち悪いかって、知的女子や不思議ちゃん女子などの「女子」というところ。
真に受けて話しかけるジイサンも多分いるだろうなあ。判断力が低下している可能性もあるし、「いやいやこれは違う」と言ってくれる人間はいないし(妻が注意してくれるだろうけど、妻にこんなこと聞かないと思う)。
そもそも、美術館で話しかけられたくないです。そのうえ「この後近くのお店でも」って、そんなうまくいかないよ。

 

ホットドッグプレスが刷り込まれている

ちょいワルジジ、往年のポパイやホットドッグプレスのマニュアル雑誌を信奉していた人たちなのでしょうね。30年ほど時が止まったまま。今は交際事情の変化により、デートマニュアルはいらないそうですが。

しかし、やはり若いころの刷り込みはすごい。きちっとジイサンの頭に刷り込まれています。だから、彼らにとって面白く読める話、なのでしょう。

 キングオブ気持ち悪さはこれだ

「金は遺すな、自分で使え」のテーマなのに、1500円の入場料がどうのと言っているのは、まあいいです。ツンツンするセクハラもお爺さんらしいと言えばお爺さんらしい。それよりも気持ち悪いのが、若い女子にモテようとしていること。もしかして本気で、女子にモテるとでも思っているのかな?ぜんぶ鵜呑みにしてはいけません。ホットドッグプレスは罪だなあ。

 

オジサン好き女子はいない

「ただし岩城滉一に限る」……じゃないかな。普通のオジサンが好きな女子はいないと思います。「オジサンがタイプです」と公言するタレントや「枯れ専」と称する女子というのはね……あれはポーズで、中年や老年に取り入るためのパフォーマンスです。父親がいなかったなどのファザコンならともかく……。

 

同義語は“セクシーババア”

「セクシーすぎるオバサン」が若い男子に接近してきたらきっとイヤな顔をして「オバサンキモイんだよ!」ってなる。それと一緒なんですよね。

かなり年上の女性の魅力って、お色気なんかより優しさや母性。同じくジイサンに美術や牛肉の部位の知識を教えてもらいたいわけじゃない。牛肉の部位なんて知ってると思うし。

だから「ジイサンは金を残すな」というGGの教えの通り、お金を使ってあげたらどうかな。それが年上の魅力だと思います。「うんちくを聞いてくれてありがとう。入場料の足しにこれを」ってくらいじゃないと女子とのお話も難しいのでは。


ちょいワルジジ、こんなにズレているのはおかしくない?もしかしてボケてる風を逆手にとってる……わけじゃないよねまさか。

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