【怖い】「旦那デスノート」に書く主婦はどんな人?【怖すぎる】
「旦那デスノート」というSNSが話題になっています。「旦那に死んでほしい人がその願いと死因を書く」というもの。
ネガティブなSNSもアリ?
遅ればせながら、私は最近知ったのですがそれほど驚きませんでした。なぜかというと「この手のもの」が以前から2ちゃんねるにあって、見たことがあったから。
それよりも「すごい。それをSNSにしたのか!」という驚きがありました。コミュニティにするというアイデアがすごい。こういったネガティブ、しかも殺意に満ちあふれたものをSNSに……。
ネガティブとSNSって相反するものと思っていましたので。
数年前、同じようなコンセプトのSNSがありました。毒舌独女限定のSNS「アマリリス」という、匿名で毒を吐けるSNSでした。
「あのブス目障りなんだよ」「キメエんだよ」と悪口がズラッと。それはそれで面白かったのですが、今はないようです。旦那デスノートに比べたら可愛いものですね。
なぜアマリリスは消え旦那デスノートは栄えるのか
- 独身女性だから幸せになる人もいる その時は悪口を書き込むほど荒れていても人間万事塞翁が馬ということ
- 独身女性の悩みと、主婦の悩みでは重さが違う
- 独身女性はストレス発散が別の方法でもできる
- 主婦の悩みは長期にわたる
だと思います。熱の違いなのでしょう。
どんな人が書き込んでいる?
熱と言っても、旦那の死を心底願っているのか、ストレス発散なのかはわかりません。書いている人は夜叉のような人ではなく、普通の人でしょう。
主婦は多少なりとも抑圧されている存在ですから、誰でも「こういうのに書いてみたい。すっきりしそう。書かなくても読んでみたい」といった願望があります。書き込みをして、気分を持ち直す。まさか友人には言えません。言える友人がいるのはかなりのレアケース。ここに書くしかないのです。
この「他人の書き込みを読む」も大きな発散になり、共感を得ます。
描き散らすのが2ちゃんねる、共感を前面に打ち出したものが「旦那デスノート」でしょうね。書く人は一握り、会員登録する人はその何倍、登録せずに眺める人はその何千倍と思います。
2ちゃんねるにも「旦那が嫌いでたまりません」などのスレがあり、そこにも住民はいます。
数年前「旦那に芯でほしい人集まれ〜☆」というスレがありました。さっさと死んでくれ、とデスノートばりに書かれていました。そこで旦那を自殺に追い込んだ妻が現れ、ちょっとした祭りになったことがあります。釣りの創作と思われますが、リアルでした。かなり叩かれていましたが。
「離婚すればいいのに」は違う
前出の2ちゃんねるスレにも必ずこの意見が出ました。しかし、「離婚すれば負け」なのです。いかに妻がこの場所にとどまっていられるかが問題なのです。
悪い旦那がこの場を去れ。離婚しても、また旦那とかかわらなければならないかもしれない。だから穏便に死んでくれ。私はここにいるので。そういうことです。
妻デスノートは作られない
また逆の「妻デスノート」はありません。そこまで妻を嫌う夫はいないのです。むしろ妻を好きな人種ばかり。デスノートに書かれている夫も、妻を嫌っていないのでは?
アンサーサイトの「俺の嫁がかわいい」というのろけサイトが存在するそう。それはそうでしょう、ガチ妻デスノートはシャレにならないからです。
それは「男は外で発散もなんでもできる。妻ほど抑圧されていない。男のほうが立場が上。上にいる男は下の存在に対し、頼むから死ねと陰で願うことはない」から。
つまりガチ妻デスノートを作れば「男のくせに陰湿な奴だ」とバッシングされてつぶされるでしょう。のろけサイトも短いと思います。他人ののろけなど、一つのエピソードを読めば十分です。
書き込む人は陰湿な妻かもしれません。書かれる夫はほんの一部のどうしようもない旦那でしょう。しかし妻は何かを実践するわけでもない。知らないところで書いている。それで心の平安が得られるならそれもいいと思います。ほとんどの妻は、書き込むことはないのですから。