タッキー&翼の活動休止に思う 仕事のペアは友達ではない
タッキー&翼の二人が活動休止、とのニュースを見ました。
「どのように活動すればよいか話し合いを重ね…」とのくだりはやっぱり、方向性の違いってことなんでしょうね。
ついこの間テレビで歌う姿を見たとき、二人の雰囲気が違ってたので「んー?」とは思っていましたが。タッキーはアイドル然としていましたが、翼はワイルドでした。
おじさんになるにつれ、ワイルド化する男の人っていますよね。それなんだなと思いました。中にはおばさん化する人もいますけども。
友達でないと長続きは無理
ペアが別れてしまうのは、はたから見ているとなんとも悲しいものです。ずっと仲良く添い遂げてほしいような気がします。でもまあ、それは幻想であって、友達じゃないですし仕事で組まされたペアなので仕方ないのでしょう。
お笑いのペアの人たちはもともと友達同士でペアを組んでいる人が多いので、何十年も仲良くしているイメージ。友達なのでさじ加減もすべてわかっているのでしょう。歌のグループやアイドルユニットは、事務所の都合で組んだというイメージです。
自己主張の強い人とペアを組んだ
友達でもないのにいつも一緒に仕事する、というパターンはよくあります。私も仕事でペアを組んだことがあるのですが、最初のペアの彼女はとても穏やかな女性で、すぐ仲良くなり今も友達です。しかし、その彼女が結婚退職後にペアとしてやってきた女性は腰が低かったのですが、慣れるにつれ尊大な態度になっていきました。自己主張が激しいので、すぐに嫌いになりましたが、何も言わず顔にも出さず、にこにことうまくやっていました。
今でも友人(という体裁)ですし、その人は優しい(と思っている)私のことが好きなようですが、私は心の底では好きではないですね。
仕事のペアは本当に難しい
だいたいこんな感じでしょう。
- 自己主張のある人間はペアでは無理
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年を取るごとに自己主張するタイプは、ペアの方向転換を強いるので、相方はめんどくさい(ワイルドになった翼は、アイドルアイドルして歌って踊るのは乗り気ではないように見えた。「こういうのはちょっとな」的な)
- 仕事を辞めたら仲良くなれることは可能。利害関係があるとどうしても素直な感情、ポジティブな感情がわかないため
ペアになれば単純接触効果で仲良くなれると思いがちですが、仕事は、評価や比較、給与などで複雑な要素が絡み合います。
そして、アメリカの大学での調査の話ですが、95%の人が「自分が友達と思っている人は、向こうも自分のことを友達と思っている」と考えていますが、実際に両思いだったのは53%だったそう。
半分は自分を友達だと思っていないという結果でした。自分を友達だと思ってくれていないんですね。半数は。
友人でもこんな感じなのでペアでは大半が思っていないんでしょうね。
ペアで挽回するためには
でもやっぱりタッキー&翼の二人にはうまくやってほしいなーと思うのでもし会見をしたり、インタビューを受ける機会があったらぜひ言葉のなかに「僕たちは」と“たち”をつけてほしいですね。
“たち”をつけることによって、「二人で一緒」と思い、友情が深まるんだそうです。「共同性」というものですね。
だから二人別々にメッセージを書かずに一枚の紙に二人で書き、連名にし、文章内に「僕たちは」と書いておいたならば、これからの復活の確率は上がり、お互い親密度が深まってゆくのでは、なんて思うのでした。
イヤではないんだろうけどね、どういう感情でいていいか分からんのでは
ビジネスパートナーと割り切るか
恋人になるかどっちかだな
恋人というか、夫婦にならんとな
漫才師的な…わかるわ…